Friday, October 12, 2007

シアトリカル・ロールプレイ

Summary :
My friend (he asked me what withhold his name) introduced me amazing roleplay/machinema system with camera control,subtitles, music and movies. The system has built-in dialog that have some choices and flag judgmentso we can say bye-bye blue dialog. Now you can be actor/actoress, roleplay player,mystery writer and dungeon master !

個人的にものすごく楽しみにしていたシステム、セカンドライフICS(インタラクティブ・シネマ・システム)がついにASIAGRAPHにて公開されました!そう、九月の下旬に新たなフィーチャーが登場しますよ、と書いていたのはこちらです。

プレイヤーは専用のHUDを装着し、マスターが物語進行用のHUDで操作を開始すれば映画のようなタイトル表示、音楽再生、そしてカメラコントロールが開始されます。そう、アバターを使って物語の主人公を演じることができるのですね。物語中には動画を再生させたり、字幕を出して役者にしゃべらせることもできます。多言語を表示可能だそうで、海外のユーザといっしょに楽しんだりもできそうですね。

マスターというのはストーリーの進行を取り仕切る人のことで、プレイヤーの行動や発言から成功如何を判断して結果を知らせたり、プレイヤーではない人物を演じたりします(たとえば上記画像では吊り橋の板を落としたり)。
私が体験させてもらったのは血気盛んな若武者とうら若きお姫様の冒険物語。危険な吊り橋を渡ったり、扉を開けるキーワードを探したり、そしてこのような気恥ずかしくなってしまうようなラブシーンも。初恋のころを思い出して、カップルで楽しむと良さそうなお話でした。

アニメーションもいちいちアニメーションさせていいですか?という青いダイアログに答える必要が無いのが良かったですね。
(画像は転載許可をいただいています)現在ファンタジー・ロールプレイ用に様々なライブラリを準備なさっているようです。ゴブリン、コボルド、レイス、ダイア・スパイダー、そして巨大なドラゴン…このようなモンスターたちとどういった物語を紡ぐことになるのでしょうね?ダイアログもLinden標準の青いダイアログから、このように新しく、選択肢や何度か話しかけることによって会話の内容が変えられるものが用意されています。ロールプレイには興味があるけれど、現在のいきなり何もない状態からキャラクターを演じるというロールプレイシムは苦手な方も多いでしょうから、そういった方向けにこうしたクエスト提供型のロールプレイシステムは福音かもしれません。

他にもカメラをアーティストやダンサーに注目させたり、動画を素早く流したり、特殊効果をかけたりと、よりライブやクラブシーンが盛り上がりそうな使い方も紹介していただきました。Second Lifeでのライブやイベントは、その場にいるという一体感が大きな楽しみの一つだとおもうのですが、こうして臨場感あふれる体験を共有できるのはまたすばらしいことだとおもいます。

ライブラリはこれから何らかの形で提供され、シナリオを制作して配布することが出来るようになるようです。簡単な操作で作ることが出来るそうですので、いずれSLExchangeやOnRezでもシナリオ販売が始まったりするのかな、とワクワクしています。上記のような恋物語でも良いですし、シナリオを改造して本家とは犯人が違うミステリーなんていうのもおもしろそうですね。

ちなみにセカンドライフ ウォッチさんではASIAGRAPHで体験なさったそうで、いち早く記事になさっていますが、文中の" 一応非商用についてはオープンソースで提供されるとのことです。"ということについてクリエイター(権利者)さんに訊ねてみましたところ、"聞いてません(笑)"とのお返事がありました。ソースの提供は考えていらっしゃらないそうですので、個人フリーとはならないようです。まずはロールプレイエリアやコンサート会場で体験してみてください。

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