Sunday, December 30, 2007

郊外のパブにて

youさんがお召しになっていたものが好みのものでしたので、先日とあるお店に連れて行ってもらったのです。するとびっくり、自然な形のジャケットやコートでいっぱいではありませんか、中には何とsculpted primsのみのジャケットというとんでもないものもあります。

日本の方のお店ということで、すわすごい人もいるものだなあ、と思っていましたら、今年の夏頃にクオリティの高いバイクで周りの度肝を抜いていたmirai Junさんでした。一度だけお目にかかって、確かその時に女性向けの服もこのクオリティでつくってください!なんて冗談を話していたのです。まさか私の冗談を真に受けたわけではないでしょうが、こちらのワンピースには再び驚かされました。Cubic effectのcorduroy one piece、グリーンカラーです。
先日のMaiaもそうだったのですが、私どうもこういうsculptieパーツの使い方に弱いみたいです。しかもアシンメトリで肩が出てしまうとなればたまりません。

アクセサリは珍しくゴールドで統一しています。インドの人になりきって寺院・仏閣をめぐった際に選びましたWardrobe Trunkのサリーに付いてきたバングルとMirielのTeardrop Earringでございます。シースルーのサリーはさすがに見た目が寒寒しくってこの季節着られていないのですが、付いてきたアクセサリは極細かつロー・プリムで重宝しています。sculptie全盛の今でも「それってどうなってるの?」と訊かれることしばしば。

ストッキングはGlanz Productsというところのkish、Blackカラーです。シーム入りのパンティストッキングで、なんでもHarukaさんのプロデュース品だそうですね。美しいストッキングといえばみなさまもうご存じのINSOLENCEのほか、Lisa's Thingsのものも美しくて迷ったのですが、下着の形が分かっているこちらを選びました。欲を言えばCGBGのもののようにpants layerでストッキングのみのオプションもあれば万々歳だったのですが。

ヘアスタイルはSugarCubeのHappyLifeGeneratorセットに含まれているものです。SugarCubeはお洋服もかわいいのだけれど、髪型がまた美しいのですよ。自然な形のスカートとこちらの二点が相まって、後ろ姿には自信を持つことができます。
一度買ったら際限なく買ってしまいそうで意識的に避けていたお店なのですが、ついに買ってしまいました、REDGRAVEのブーツ。買ってみたら長靴だった、というものが多いSecond Lifeのブーツですが、こちらはそらおそろしいほどフィットします。これだけ間近に寄っても見劣りしないテクスチャの質感もすばらしいですね。

ところで今回のお写真拡大しないと赤っぽい照明でみづらいとおもいます、すみません。けれど少々無理してでも撮りたかったのがこちらのパブLiving Room #13です。プライベートSIMの一角にあってまるで目立たないところなのですけれど、素敵な雰囲気で心地よくジャズ・ブルースの演奏を聴くことが出来る場所なのですよ。今まで隠れ家にしていた場所の一つですがご紹介しておきます。

オーナーのJueLさんは絵画・曲を書いてSL/RL双方で演奏なさっているアーティストで、それでいて話していて愉快な気分になる方です。アコースティック・ミュージックに興味がおありの方は一度ライブを聴いてみて欲しいです。ソウルフルな歌声やチャーミングな笑い声がまた魅力たっぷりでね。どんな曲なの?という方はこちらや彼女のmyspaceでチェックをどうぞ。

Saturday, December 22, 2007

プリティーロリィタライフ

みなさまCreators Stamp Rally 2007 Winterはすでにご覧になっていますか?すてきなお店二十店舗が参加しているスタンプラリーイベントで、対象商品に封入されているスタンプカードを持ち、すべてのお店で押印すると引換所で好きな景品と引き替えられるというものです。

私がいの一番に選んだ景品がこちらCurious KittiesのPretty Jinsei Full Outfit Set!です。Hat、Shirt、Necklace、Bracelets、Stockings、Heelのフルセットで、Sculptieを凝らした逸品でございます。引き替える前から楽しみにしていたのですけれど、いざ袖をとおしてみるとその魅力に圧倒されてしまって、キャハー!とかアッハー!なんて声をあげて無闇やたらと暴れたくなりました。性格や行動まで変わってしまうほど可愛いとはおそれいりました。
お帽子や肩口、ネックレス、ベルトにブレスレットには美しい蝶が留まっていて、それぞれにflexiのリボンが付いていてこれがまた抜群に愛らしいのです。

正面から見ても魅力たっぷりなのですけれど、背面から見てネックレスのリボンや、お帽子、アームバンドに留まった蝶が風を受けてわずかにはためくのに気づいた時はクラクラきてしまいました。

ベルトがやはり目に付くのですけれど、随所に配された星のsculptieがまたキュート。スカートやブレスレットの細工が細かいのでじっくりとみていましたら、レースに見えた部分もなんと星型でした。

クラウンとリボンのついたヒールブーツもユニークで見栄えのするもので気に入っています。

プリム部分が安っぽくないので、しっかりズームされても平気、むしろ拡大して見て欲しい、と自信が持てますよね。いろいろ他にも組み合わせられますし、こちらはぜひ引き替えて見て欲しいなと思えるセットです。他にも様々な服、髪、家具、アクセサリーなどの景品が用意されていますから、こちらのイベントはお見逃し無く。

さて、CSR2007wについてちょっとしたtipsと、参加店舗slurlを下記しておきます。


スタンプカードですが、一枚一枚手に持ち替えて二十店舗も回るのは面倒くさいなあ、という方、ご安心を。右手、左手のみならず足でもお尻でもattachできる場所に付けておけばスタンプ台をクリックした時と同時に押されるようです。二、三十枚付けて飛び回っていると少々不気味ですけれど…HUDに付けておくと、どこを押してどこを押していないかわかりやすいとおもいます。

どんな図柄かな、と集めるのも楽しみの一つということでこちらではぼかしてありますが、いずれの店舗も特徴がよく出ていて、かわいらしい意匠のスタンプが用意されています。引き替えてしまって無くなってしまうのは惜しいぐらい…と話していましたら、引換所には保存用のスクリプト無しスタンプカードまで用意されていて、それは無料で持ち帰ることが出来るとか。主催者の先を読む心にもおそれいった次第です。

参加店舗は以下のとおりです。まだ日にちがございますからじっくりまわってみてください。

Honey kitty / GRANDMA! / KUROTSUBAKI / Zero Style

Sick / CREAMSHOP / *MilcaHolic* / Slow Tempo

Big Boob Boutique / *Edelweiss* / :: M-C-H :: / minajunk

TANGRAM / Black Knight / 0N / MnM Design

Over Drive / MAMESANDO / BP* / Curious Kitties

詳しい説明はEstellaさんの記事が面白いのでぜひご覧になってください。ファーリー対応。



Monday, December 17, 2007

白日夢

さて妙なタイトルを付けるものだ、とお思いになった方も多いことでしょう。目の覚めている時に空想を夢のように見るというのが白日夢のそれですが、こういった美しく人通りの少ない場所をぼんやりと歩いていると、自らの白日夢を追体験しているような、妙な気分になります。それがふしぎと心地よいので、普段あちらこちらへと飛び回っているのかもしれません。

あ、酔っぱらっていませんからね。

ショートパンツの代わりにCGBGのSheer Tightsを合わせたBare RoseのMaiaです。
髪型はZero Styleの新作Katoのプロトタイプで、名前から想像出来るとおり男性用のものです。女の子が使ってもかわいいとおもいます。

アクセサリはSUB ROSAのPearl Earringと、首もとのSwallowtailのネックレスです。

…こうしたオープン・カフェで誰と話すこともなく、異邦人でいるのも気分がいいものです。
ここで初めておおっ、と目を大きくした女子も多いかな。そうです、ブーティを履いています。ようやく履けました。INSOLENCEのCharlotte Low Bootsです。Armidiからも風合いの良いアンクルブーツが先日リリースされて、そちらと迷ったのですが、折り返しと色のやさしさでこちらを選びました。WindLight環境でもきれいに見える革の美しさはさすがで、ボタンでなくバックバンドのところも私の好みでございます。お写真ではライトグレーに見えるかもしれませんが、ブルーのものを履いています。youさんがアップの写真をうまくお撮りになっていますので、お求めの際はぜひ参考にどうぞ。上記のネックレスと、こちらのカラー・コーディネートはacoさんに助言いただきました。いつもそのファッション・センスには驚かされてばかりいます。

さて話は変わりますが、こちらの街はSecondLife Observer Franceを見ていて知りました、美しいフランスのSIM、Telethon Islandです。障害や難病を患った子供を助ける研究のための募金活動、Téléthon(テレトン)のSIMでつい先日5日にオープンしたばかりのようです。解説をしているサイトに"l'abréviation de télévision et de la finale de Marathon"とありますから、テレビとマラソンを合わせた造語なのでしょうね。フランス語を読み切れずLinden$で寄付出来るかどうかはわかりませんでしたが、こういった活動は応援したいものですね。

Thursday, December 13, 2007

たおやかに咲くゆり

みなさまアドベント・カレンダーというものをご存じでしょうか。あまり日本ではあまりなじみがありませんが、クリスマスを待ちわびながら一つ一つめくっていく12月限定の飾りで、飛び出す絵本のようにぱかっと開いたり、一週間ごとに玩具菓子のおまけのようなおもちゃが入っていたりする一風変わったカレンダーです。

どうしてこんな前置きをしたかといいますと、Ivaldeにてそのアドベント・カレンダーを模して幾日かごとに服が配られているからなのです。先日Group Noticeにて新しい服を配り始めたよ!というのでさっそく見に出かけましたら、こちらのドレスの前でかたまってしまいました。Lilje white edwardian tea dressです。何を大げさな、と一笑に付す方もいらっしゃるでしょうが、私ドキドキがおさまらず購入したのは数十分してそれが落ち着いてからのことです。
看板にも写っているこちらのお帽子はElegance HatsのLily in pinkでございます。Ivaldeを出てすぐ右手にあるお店で、いつもデザイナーさんが親切に声をかけてくれます。本日もちらっと会話してきましたら、土曜(日本時間の日曜でしょうか)には雪の結晶をかたどった限定品をリリースするとのこと、お見逃し無く。首もとにはShiny ThingsのStoned choker - rose quartzを。よくぞあけてくれた!というVネックラインにすっぽりおさまりました。手にしているサテンの巾着もShiny Thingsのもので、幾種類かAOが入っています。

レースの手袋はしつこくなるかなあ、どうしようかなあ、と迷いながら撮影していましたら、ちょうど同じドレスをお求めになったHarukaさんからIMをいただきました。同じくレース手袋をお探しになっていたので、こちらのものはどうでしょうね?なんてInventoryから選びつつ相談していましたら、やはり身につけたくなりLicoLicoのLolitaDressからフリル付きのものをもってきました。人に流されやすい私です。Tickled Pinkのリングをはめています。

(12/14追記 : つい先ほどHarukaさんもこちらのドレスの記事をお書きになりました。中萌黄の色が美しい、まさに洗練された彼女にぴったりのものです。お撮りになっている場所もすばらしいので、ぜひご覧になってください)
もうこういったお写真をこのお洋服だけで何十枚と撮っています。前にも書きましたがビンテージものがお好きな方、Ivaldeに行ってはなりません。心奪われます。

Monday, December 10, 2007

シェヘラザードの語る夢

今宵は弦楽器をつまびく音と乳香のただよう夢の世界へ。千夜一夜物語、またの名をアラビアンナイトのロールプレイSIM1001 - Nightsへ遊びにいってまいりました。みなさまご存じ、女性不信に陥ったシャフリヤール王を大臣の娘シェヘラザードとドゥンヤーザードの姉妹が命を賭した摩訶不思議な話で興味を惹き続け、王を元の名君に戻すという物語ですね。

エロティックな表現とアラジンのランプのような魔法のアイテムや魔人(=ジン)が登場することが大きな魅力の世界ですが、もちろんこちらのSIMでもありありです。とはいえ、さっと見て回った限りでは直接ジンを呼び出して戦ったり、エロティシズムに明け暮れているわけではなく、どちらかというと町に住む生活をたのしんでいるふうでした。

演じるものは割合自由に選ぶことが出来て、砂漠に住む遊牧民ベドウィン(アラビアのロレンスに出てきたアリのイメージが強いですね)や、そのベドウィンに身ぐるみはがされた王子、なんていうのでもおもしろいですし、町の医者や衛兵などいろいろ楽しめそうですね。

私はちょっと考えてからハンマーム(公衆浴場)で働いていたけれど、脱毛剤用のハチミツを盗み食いしていたのがばれてハーレムに逃げ込んだ子、ということにしました(やたら細かいでしょうか)。

ちなみに最初からいくつか決まっているfaction(=派閥)Military、The Bedouin、Necromancy、Rogues、Magick以外に該当するfactionを楽しみたいときはオーナーにコンタクトをとる必要があります。
さて、本日着ているものはRed's Prim SilksのBirds of Paradiseです。少々お値段が張る上にプリムの調整がたいへんで、あまり人にはすすめづらいのですが気に入っています。SIMの入り口には一応フリーの衣装も置いてあるのですが、いかにも間に合わせといった印象でしたので、ちょっと興味があって覗いてみたい、という方はスカーレット・ダンサーやSolange! FashionsのKadinなどお選びになってはいかがでしょうか。髪型はUncleweb StudioのAisha-II-hair、ポーズはCelaさんからいただいたcrbmodelpose004なのですが、同じお店のものを使っていても可愛らしいHarukaさんとはえらい違いですね。こちらも同じポーズですがHarukaさんは淡い雪を両手に受けてロマンティックなのに対してこちらは半裸でタンバリンと鈴の音色にあわせてエキゾティックに踊っています。この落差はなんでしょうね。
そうそう、上では着ていると書きましたが、こちらRed's Prim Silksはその名のとおりすべてプリムで出来ている衣装のお店でして、下には何も着ていません。着ると変ですし。そうそう、靴はLMを整理していたときに見つけたMOONの一等お気に入りのものなのですが、片一方で245プリムとおそろしい重量がありますのでIzA BoutiqueのEgyptian Sapphireアクセサリは普段ははずしています。
先日ご紹介したゴルも美しいところでしたが、こちらもご多分にもれず美しいロールプレイエリアです。特に立体的で迷路のような町内部は雰囲気抜群で、夜にはそこかしこから興味深い話をきくことができます(あまり立ち聞きするのも悪いですけれど)。ふしぎで魅力的な中東イスラーム世界へ身を投じて、自分の一夜をつむぎだしてみるのもきっとすてきな体験になるでしょうね。

ところで、千夜一夜物語って男性的なイメージが強くって、こちらもきっと好色なスルターンがオーナーなんだろうな、と思っていたのですが、なんと先日のゴルと同じく女性、つまりスルターナが治める世界でした。やはりこういった世界に住みたい、と望む気持ちは女性のほうが強いのでしょうか?

Saturday, December 01, 2007

着回し抜群トレンチコート

「liqさんarmidiのとれんちやばいぐらいにかわいいです」とacoさんからおすすめをいただいたこちらArmidi GisaciのFrancia Woven Coat、Midnightカラーです。私ってひねくれ者でして、あまり人にすすめられたりマストハブ、と言われると却って手を出さないことが多いのですが、こちらは見てすぐに購入してしまいました。何しろ風合いがすばらしいのです。
髪型はご存じRaCのSouthforkです。いま最も高価な髪型のお店ということもあって人にはすすめづらいのですが、新作が出るとつい買ってしまいます。そうそう、こちらのストッキング、めずらしいでしょう?ドイツのお店、Green3 GalleryのStockings_Patterned-Compliment_Violetです。GERMAN SL STYLEというblogで知りました。その国のお店はその国の人のblogで調べるのがいちばんです。手袋はCasa Del ShaiのLe Smoking Croc Trench RedについてきたBlack Leather Glovesをはめています。こちらメンズの上にけっこうなお値段しますので、こちら一つのためにフルセットをお買いになるよりは何か適当なお店のものをあわせるのがいいと思います。

ブーツは同じくArmidi GisaciのKyoto Boot - Black Leather、帰り道に見つけたFi Umo Sunglasses - Black Turtoise / Black Lensをかけています。もう何でもこちらのお店で揃ってしまうからこわいですね。こちらのコートはHarukaさんもお求めになって、すでに記事になさっています。ぜひ参考にどうぞ。