ここ二週間ほど何をしていたのかと申しますと、月末にかけて微妙に忙しかったのもあるのですけれど、このドレスをどう合わせようか困っていたのです。Estellaさんに教わったお店でCaverna Obscuraというところのものなのですけれど、他にビビッドな色遣いのものやアーマーなどもあるのに、ついデザインに惹かれてこちらを求めてしまいました。White Witchというお衣装で、蜘蛛の巣レースのスカートも付いています。エルフよりドロゥのような黒い肌の方によく映えますし、どちらかというとゴス寄りですよね。
外套を羽織ったり派手なアクセサリを着けたりしてはみたものの、いずれもぴんとくるものがなく、さらにはロールプレイエリアであまり重たい服は控えたいなというところからどうも地味な印象になってしまいました。エロフを期待していた方もごめんなさい。胸は出ているのですけれどね。これ以上あまりお待たせしてもしょうがないので少し前に撮影したお写真で記事にすることにしました。
どうしても妖精やエルフなどファンタジー・コスチュームを着たかったのはこちらのエルフ耳を撮りたかったのがあるのですが。IllusionsのMystic Ear: Poisonです。幾度か猫耳のようにピアスやアクセサリの追加セットが出ないかなあ、とHybridのエルフ耳コーナーをのぞいていたのですが、かなわずあきらめておりましたところ、こちらの耳に出会って即購入決定とあいなりました。
耳の色、きちんと合っていると思いませんか?実はこちらの耳、購入後自分のスキンぴったりにテクスチャを調整してもらうことができるのです。カスタムのお値段たるやたったのL$50。TRAPのエルフスキンなど、元からぴったりという方以外は頼んだ方がいいでしょうね。リアルなスキンの場合は余計に時間がかかりますが、だいたい3~40分程度で購入したもの以外にスキンにぴったりなものが届きます。
同梱のノートカードに必要事項を記入の上デザイナーさんに送付、引き替えの際に代金を支払うだけですが、細かい注文をつけたい場合はIMでやりとりをどうぞ。びっくりするほど親切に対応してくれました。時折冗談も交えて…う~ん、今思えば長いことお話しして申し訳なかったかもしれません。
エルフ耳をみせたくって、ヘアスタイルはfascinoのAsimmetria Brownを使っています。日焼けスキンにこんな髪のエルフさんもおもしろいかなとおもったのですが、さてどうでしょうね。それこそアクセサリをじゃらっ、とつけたアマゾネス風のほうが似合うのかもしれませんけれど。
こちらの場所のことも書こうと思っていたのでした。Realm of Aledarというロールプレイエリアです。中世ファンタジーの他にダヴィンチ・スチームパンクなる要素の入ったちょっと珍しい場所なのですが、ご覧のとおり雰囲気のとても良いところです。日本時間には人の少ないこともあって、たびたびお邪魔してはぼんやりと夕陽を眺めていたりします。
ARC : 1,362
Monday, April 28, 2008
しずかに山々が燃えはじめるころ
Labels: Caverna Obscura, Illusions
Monday, April 14, 2008
To be free
このところほの暗いお写真が続いたものですから、次こそは目の覚めるような青空を!と高原や植物園をめぐること数週間、ようやく合点の行く場所でお写真を撮ることができました、Yak & Yetiのサルワール・カミーズ(パンジャビドレス)とチベタン・アクセサリーです。こちらはMadhu's CafeというインドカフェのオーナーのPicksで知った場所で、サリーやチョリ、そしてサルワール・カミーズが無料で手に入れられるということでいつかご紹介しようと思っていたお店でした(※)。
そうそう、今回は表題のとおり全身を無料のものでそろえてみたのです。と、いうのも昨年の九月に好きな方もいらっしゃるかな、とかなりセクシーなサリーのことを記事にしたのです。ところがあとでよくよく見てみましたらば、同じものを全身そろえるとL$1,500を越えてしまうコーディネートだったのですね。これは気楽にエキゾチック気分を楽しむにはあんまりかなあ、と安価で出来るものを模索しているうち、いっそすべて無料でそろうようにできないかとあちこち飛び回ることになりました。我ながら両極端だなとおもいます。
ヘアスタイルだけごめんなさい、SoulFireというお店のCreamy(Night Sky)という髪でL$1、いわゆるdollarbieと呼ばれるものなのですが、そのほかは上から下まですべてL$0のfreebieです。ALADY ISLANDのアイラッシュ、Ashia DesignsのFab Avatar PackからBrown Eyes、VANILLA DESIGNSのフレンチマニキュア、Robin (Sojourner) Wood's AV StoreのTintable Barefoot Socks、Lassitude & EnnuiのSignature sandal - black & gold、MUSE Fine JewelryのWL Facelight (warm)、Sylva's StoreのAutoZHAO-II Free Fem AOを用いています。
GuRL 6やDIVERSITY HAIR、Hair Styles By Tami McCoy StoreではSecond Lifeを始めて30日以内のアバターであれば店内のどれでも一つ髪をプレゼント、という引換券がありますし、グループギフトとして髪を配っているところもありますが、いずれも期間を過ぎると手に入れられなくなってしまいますし少々手間もありますから、今回はすぐ手に入るものばかりを選んであります。VANILLA DESIGNSのみ現在改装中のようです。CallaやETDなどのdiscount hairを使うのもいいかもしれませんね。ほか、無料のヘアスタイルをお探しでしたらこちらを参考にどうぞ。
瞳はあちらこちらにあるにはあるのですが、私には大きすぎたりあまりにもキラキラし過ぎていたりと、フリーで配布なさっている方にけちをつけるようで申し訳ないのですが、この中で一番探すのに苦労しました。甲斐あって雰囲気に合っていると自分では思うのですが、いかがでしょうか。
また、MUSEのフェイスライトですが、フリーで揃えるコーディネートだけに留まらず、普段遣いにも最適だと思われます。灯りはMidnight設定で壁にぎりぎりまで近づくとようやくつけているのがわかるかな?というぐらいのほのかなもので、けれども必要十分です。warmとwhiteの二種類が用意されていて、説明書きにはWindLightの設定値も記載されています。
さて、最後に場所の話ですがLuminaというSIMです。Flickr!でよくコメントをくださる方に教えていただきました。日本時間にはあまり使われていない施設のようで、一人になりたいときにお邪魔しては一人ぼんやりしております。
ARC : 1,203
(※)余談ですがすべて無料、お心付けは受け取ります、といったお店はわたくしかえって二の足を踏んでしまいます。もらったらいくらか入れないといけないなあ、でもいくらぐらいがちょうどいいんだろう?なんて考え始めてついつい普通のお店より紹介が遅れてしまったりするんですね。試食販売の試食に手が出せない小市民な私でございます。
Saturday, April 12, 2008
早く人形になりたい
人形とか猟奇とか、そういうのが苦手な方はこちらの記事、読み飛ばしてくださいませ。本日はお写真二枚ともドール関連でございます。まあ、陽気の加減でどこか頭のあたりがゆるんできたんだなあ、というぐらいに見てもらえればよろしいかと存じます。とはいえ、昨年初頭からドール関連のきじはちらほら書いているわけですから、一貫した嗜好でございます。…ずっと頭がゆるみっぱなしという可能性もありますが。
わたくし多分にこういった願望がありまして、wind-up key(オルゴール人形やゼンマイ仕掛けのからくり人形の後ろについているあのネジです)や壊れた人形のAO、ドールケースなどを見かけるとつい買ってしまっています。翻っていえばSecond Lifeの世界には同好の士がそうやって品物を探せるほどいるというわけで、それも私がこの世界を楽しめている理由の一つかもしれません。
さてこちら、上のお写真で胸元に着けているものは少し前にうみうさぎというお店のblogで見かけたもので、i-CandyのDoll Heart W/Key Black and Greyです。93プリムとそこそこのプリム数がありますが、錆の浮いたネジ頭やくるくると小気味良く動く美しいテクスチャの歯車がまさにスチームパンクやクロックワーク・ドール好きのツボを付いた品物で、ずっと着けていたくなります。鍵のついたものやレッドカラーもあります。
実のところ他にもこうしたぜんまいからくりのアイテムがあったのですが、お腹や背中に着けるものがほとんどでこうして胸元に埋め込むものというのはみたことがございませんでした。
昔、男が作ったマネキンが動き出して一緒にデパートの飾り付けをする、なんて映画がありましたがビスクドールふうのもののほかにマネキンや球体関節人形などといったものもいいなあ、と思っています。普段スキンはメイクを変えるぐらいでまるきり別物には興味がないのですが、こちらは唯一気に入ってよく使っているスキンです。Draconic KissのDoll Skin Porcelain Anatomicalです。anatomically-correctのものが同梱されているところがさすがDraconic "Sadistic" Kissでしょうか。
ドール・スキンは他にもいくつかございますが、こちらが一番しっくりきました。顔つきがきついとお感じになる方も多いでしょうが、幸い私は瞳もシェイプも違えることなくそのまま纏うことが出来ております。こういったものは継ぎ目を見せてこそフェティッシュが生きてきますので、そういう意味でも先日ご紹介したエロロリ、シースルーのものは使いよいのですね。
首に巻き付けているのはDark Eden PlazaのBlack Shibari Sale Tag Collarです。Shibariも英語として通じてしまうのでしょうか。その名の示すとおりBDSM用途のアイテムで、いろいろひどい文面のものが入っています。同じ文面のLockmeister互換のcuffsとセットです。
先にFlickr!にこちらの二枚のお写真を載せたのですが、やはり気持ち悪がられるのではないかとしばし逡巡いたしました。ところが思い切ってアップロードしてみますと、案外に好意的な声が聞かれてうれしゅうございました。中にはIMでこの人形が売り出されたら買いますよ、なんて言ってくださる方もあって。ホロリときましたね。泣いたエロロリ。
Labels: Dark Eden Plaza, Draconic Kiss, i-Candy
Wednesday, April 09, 2008
夢の通い路
近ごろよく訪れる場所の一つにHOSOI ICHIBAという場所がございます。日本の家具や建築物を販売しているところですね。やはりというか何と言いますか、どこか中華風だったりふしぎな使い方をされている道具があったりするのだけれど、建築の丁寧さと少しあやまった日本観とが昇華して、かえっておもしろい風情のある場所になっているのですよ。
二胡の調べに心穏やかになりながら八重桔梗の灯りに照らされるベトナムの橋-16世紀に日本人が作ったとされるもの-を渡り、ホッカホカのつくばいで足を洗っていると、あたかも夢の中にいるような心地になります。
もっとも、こちらの着物の名前を耳にしたら、由来をご存じの方は別の音楽が頭の中をかけめぐるかもしれませんね。Blown a Wish、Bare Roseより。
Thorn of Beauty以来の派手な着物ですね、しかも今回はsculpted primsを取り入れ、柄もさらにきらびやかなものです。しかもミニ。長い丈のものも入っていますが、ミニのほうが目新しくって、スタイル的にも面白いなあと思いましてこちらを選びました。どう言い繕ってみても私が脚を出したかっただけ、というのはいつも読んでくださっている方にはバレバレだとおもいますが。着物のプリム部分各所にはかすかにglowが入っていて、さらにまばゆく見えます。また裾プリムはマーメイドの尾並みにふわふわ動きますので、ちょっとうるさいなあ、という方はそれぞれのflexi値を控えめにするといいでしょうね。
花魁ふうの髪型とかんざし、下駄が同梱されていますが今回はそれぞれDejaVuのKuroyukihime、answordのTAKAGETA/Kiriyamaに替えています。ユニークなネックレスも付いていましたがそちらは外して、寂しくなった胸元には代わりにAituiのCherry Blossom (red)を入れました。脚まであるフルボディタトゥーだからちょうどいい、と今回もCelaさんにおすすめいただいたものです。
またHOSOI ICHIBAの話にもどりますが、こちら到着地点周辺の都然とした場所も良いのですが、そこから少しはずれた竹林や漁村の雰囲気を気に入っています。特に夕暮れ・夜更けにそのあたりをめぐっていると、子供のころ見た昔ばなしを彷彿とさせるものがあって背筋がぞぞっとなります。怪談の季節にはちょっと早いかな。
…しかし先日は人っ子一人いない村をこの格好でそぞろ歩いていたわけですから、端から見ると私自身が結構不気味な存在であったかもしれません。狐の嫁入りならまだかわいいとおもいますが…avatar impostorで山姥だの牛鬼だのに見えていなかったことを祈ります。
Saturday, April 05, 2008
空知らぬ雨
miradaのmirada.smartHUDって少し前に流行りましたよね。その時はさほど興味が無かったのですが、最近になってFlickr!でこういったお写真を見かけて、これは格好良い!と撮ってみたのが上のお写真です。何だか濡れちゃまずいものばかりの気がしますが。
とうとう正式ビューアにWindLightも実装されましたし、細かい設定変更に加えてこちらやICSのようなHUDを用いることでまた素敵な雰囲気のお写真や動画を撮ることができそうですよね。
そうそう、お洋服ですが、NAIMAのジャケットです。とはいってもみなさまもうとっくにお買いになったのではないでしょうか。こういったカジュアルで質の良いものはいつも知らせてくださる方があって(本当にありがたい)リリースされてすぐに購入しているのですが近ごろは記事にするのがずいぶんと遅れてしまいます、ごめんなさい。上でも触れたFlickr!のお写真はお洋服より場所の紹介が多いのですが、もう少し早いペースでアップロードしています。見に来たけれど更新が無いよ!というときはちらっとのぞいてやってくださいませ。
このデニムショーツは先だってArtilleri!のサマードレスの記事でさらっと触れたDrawmachineのJeans Hotpantsの、さらにミニ丈のものです。こういうの穿くの絶対に無理だよね…と思いつつもつい誘惑に負けてこちらも買い物かごに入れてしまっていました。私のinventoryにはこうしたうわあ、すごい露出!とかエッチだなあ、というものがごまんとあります。見せられません。
こちらはそんな中で勇気を出して穿いているものなのですが、先日などはショートパンツでLiqさんだとわかりましたと言われてしまいました。顔やコーディネートではなくまずおしりで見つけられるbloggerって情けないなー(笑)まあ楽しんでいただいているようで何よりです。
靴はTESLAのZiggy Heelsです。普段あまり買わないタイプの柄ですが、お店でふと目に入ってぱっと買ってしまいました。こういうのが見ほれたというのでしょうか。
こちらのジャケットはパーカー、ジャケット、そしてお写真のファーフード付きジャケットと着こなすことが出来るようにさまざまなオプションが付いています。面白いのがジャケットレイヤーはsculpted primsの補強というだけではなく、影まで描かれていることですね。動いても着崩れることなく、ほんとうに自然に着られます。
影がちょっと不自然に映るかな、という方のために、そしてきっとジャケットだけ羽織りたい方のために(?)影なしのものも入っています。お写真はもちろん閉じたもので撮っておりますが、左のオープン状態のままインナーをはずすとえらいことになります。
そのインナーですがやはり一番に目につくという方が多いようですね。ARGRACEの新作キャミソールです。この質感でしかもハーフシースルー!迷うこと無しに購入しておりました。おへそが見えてしまう服はちょっと…という方以外は買ってまず損のないものだとおもいます。
髪はこのところずっと続いてAOHARUのものを使っていますね。いつもblackではなくespressoカラーを選んでいます。
ジャケットとキャミソールと、どちらも知らせてくださったのはまたまたCelaさんです。彼女はこんなふうにDetourの新作ヘアスタイルとMirielのBauble II Earring、そしてNAIMAのデニムミニスカートとベージュのブーツを合わせていました。それにKalnins Opticsのサングラスをひっかけたりして、格好良かったですね。つい真似てお写真を撮ってしまいました。
ちなみにこちらの場所Virtue Cityというロールプレイ・エリアです。見学者はツーリスト・カメラを身につける必要があります。ちょっと野暮ったいデザインのカメラを首からさげると典型的な日本人像といったふうになってちょっとせつないところですが…上では邪魔者は消せの方法でカメラを消して撮っています。訪れる際は気をつけてくださいね。
ポーズですが一枚目だけ、新しいお店のものを使っています。Oberon's Trickというところのものです。カナダのSIMで見かけてこちらにぴったりだ!と求めておいたものですが、どうやら日本の方のお店のようで少しおどろきました。フリーで置いてあるポーズもありますし、求めやすいお値段でしたから、手持ちのポーズのバリエーションを増やすのにちょうど良いとおもいます。最近は海外にもどんどんベンダーを持つ方が増えていますね。
Labels: AOHARU, Drawmachine, NAIMA, TESLA
Thursday, April 03, 2008
一日署長
またコスか!って言われそう。でもね、こちらの制服は好きだったお店の再起動、第一弾の商品ということでご紹介したかったのですよ。MonacaのPolice Woman(テスト品)です。
システムレイヤーのシャツ、スカートが二種とアンダーウェア、制帽と腕章、肩紐と警笛、それにパンプスまでがセットになったフルコスチュームセットです(ただし靴はShiny Thingsのものに替えています)。えっ、スカート丈そんなに短いの?とびっくりなさった方、ご安心を。元はちゃんと長さがあります。私が単にmodして遊んでいるだけでございます。お写真の場所はまさにあそこがぴったりかも!と遊びに行ったHarajukubox Townですが、案の定評判が良かったですね。
さて、Monacaは一昨年からSecond Lifeを楽しんでいらっしゃる方はご存じの方も多いでしょうか。まだセクシーな服が多かったころにカジュアルに使えるお洋服や、和装でも豪奢な着物ではなく浴衣や甚平などといった、肩のこらないものを多くリリースしていたお店です。しばらく企業のSIMやイベント用のコスチュームがメインでしたので、お店のほうはもうそのままなのかな、とちょっと残念に思っていたのですが、最近になってついにSIMをお買いになり、またお洋服(や、ネタもの)のリリースを予定しているとうかがってうれしくおもっているところです。
先日お邪魔したときはこんな状態でしたが、お店もSIMもどんなふうになっていくのかな。楽しみでございます。
Labels: Monaca