Wednesday, April 09, 2008

夢の通い路

近ごろよく訪れる場所の一つにHOSOI ICHIBAという場所がございます。日本の家具や建築物を販売しているところですね。やはりというか何と言いますか、どこか中華風だったりふしぎな使い方をされている道具があったりするのだけれど、建築の丁寧さと少しあやまった日本観とが昇華して、かえっておもしろい風情のある場所になっているのですよ。

二胡の調べに心穏やかになりながら八重桔梗の灯りに照らされるベトナムの橋-16世紀に日本人が作ったとされるもの-を渡り、ホッカホカのつくばいで足を洗っていると、あたかも夢の中にいるような心地になります。

もっとも、こちらの着物の名前を耳にしたら、由来をご存じの方は別の音楽が頭の中をかけめぐるかもしれませんね。Blown a Wish、Bare Roseより。
Thorn of Beauty以来の派手な着物ですね、しかも今回はsculpted primsを取り入れ、柄もさらにきらびやかなものです。しかもミニ。長い丈のものも入っていますが、ミニのほうが目新しくって、スタイル的にも面白いなあと思いましてこちらを選びました。どう言い繕ってみても私が脚を出したかっただけ、というのはいつも読んでくださっている方にはバレバレだとおもいますが。着物のプリム部分各所にはかすかにglowが入っていて、さらにまばゆく見えます。また裾プリムはマーメイドの尾並みにふわふわ動きますので、ちょっとうるさいなあ、という方はそれぞれのflexi値を控えめにするといいでしょうね。

花魁ふうの髪型とかんざし、下駄が同梱されていますが今回はそれぞれDejaVuのKuroyukihime、answordのTAKAGETA/Kiriyamaに替えています。ユニークなネックレスも付いていましたがそちらは外して、寂しくなった胸元には代わりにAituiのCherry Blossom (red)を入れました。脚まであるフルボディタトゥーだからちょうどいい、と今回もCelaさんにおすすめいただいたものです。

またHOSOI ICHIBAの話にもどりますが、こちら到着地点周辺の都然とした場所も良いのですが、そこから少しはずれた竹林や漁村の雰囲気を気に入っています。特に夕暮れ・夜更けにそのあたりをめぐっていると、子供のころ見た昔ばなしを彷彿とさせるものがあって背筋がぞぞっとなります。怪談の季節にはちょっと早いかな。

…しかし先日は人っ子一人いない村をこの格好でそぞろ歩いていたわけですから、端から見ると私自身が結構不気味な存在であったかもしれません。狐の嫁入りならまだかわいいとおもいますが…avatar impostorで山姥だの牛鬼だのに見えていなかったことを祈ります。

0 comments: