以前にもミニスカ着物の忍者ですとか特撮もののようなコスチュームを気に入って着ていたのですけれど(※)、本物のようでなくてももう少しシンプルで、和風のSIMにも似合うものがないかなあ、と常々探しておりました。
けれどけっこう探してみるとこれが無いもので、結局またJuneさんにリクエストを送ってしまいました。Bare RoseのSimple Kunoichiです。
Simple Dougiのようにあっさりしたデザインで、前を合わせて帯をしぼっただけのようなミニのコスチュームで、袖はHot Noraのようにまくって、後ろは帯のプリムが付いていて、手っ甲脚絆が付いていて、出来れば外套を羽織れるように…という私のワガママをうまくまとめてくださいました。特にリボンチョーカーがまた可愛らしくって、参っています。他にアクセサリ用途の刀や苦無(くない)、それとはちがね…で合っているかな。額に付けるプリムも付属しています。
柄が目立つものばかりでびっくりしたのですが、いずれも和風の場所によく合います。こちらも牡丹色というのでしょうか、ツツジ色というのでしょうか。服の名前にはピンクとありますけれど、こういったところによく合います。
もともと脚絆はサイハイソックス・ストッキング並みの長さだったのですが、ニーハイレングスにしてみました。こうして天井裏に隠れるようなポーズをとったり、間近でみるとちょっと切れ目が目立ってしまいますが、オーバーニーくノ一と呼ばれ好評でございます。
ヘアはUncleweb StudioのDina-Hair size-S coffeeにしています。Daisyというヘアとセットで、夏っぽいものに合わせようと思っていたのですが、つい時期を逃してしまいました。いずれも活発な印象のあるヘアスタイルです。
また下駄というのは芸がないし、かといってわらじは素材感も色もしっくり来ないし…と、履き物選びはしばし迷ったのですが、GiornoBrandoからちょうど良いsculpted primsのわらじがリリースされていました。何と渡りに船、色合いもぴったりです。メンズですからサイズ調整はちょっと時間がかかりましたが、とても気に入っています。
ポーズは上から自作の*amiko* Seductive_4、HAPPY DISPATCHのGr-Sit-aF1-HDMAMESANDO RingsのSG-AAです。
さて、最後に今回の場所ですが伊賀忍者の里という観光協会のSIM、Ninja Igaです。イベントがもう止まったままなのが残念ですけれど、こちらのSIMのオリエンテーションはいっとうわかりやすいし親しみやすいと思います。中華風の城や大きな看板のたくさん建てられている和風SIMの多いなか、こうして落ち着いた庭のたたずまいを眺めることのできるところは貴重なのではありませんか。…地下はすごいことになっていますけれど。
ARC : 731 (cloak, katana) / 464 / 87 (clothes only)
(※) ほか、このようなコスプレ忍者もこっそり楽しんでおります。ご笑覧くださいませ。
Monday, September 29, 2008
くノ一忍法帖
Labels: Bare Rose, GiornoBrando, Uncleweb Studio
Sunday, September 28, 2008
飾られるよろこび、ふたたび
久しぶりの更新で、まだ買っていないものを書くのは気が引けるのですが、こちらは本気で息を呑んでしまいましたのでどうかご容赦を。みなさまTheAbyssのことはご存じですよね。そちらから何とドールシリーズがリリースされたのです。
左の黒髪の子から順に"Sorrow" "Magic" "Mystery"と名付けられたこのシリーズは各L$3,999(!)と高価ながらもスキンが2種類とシェイプまで入ったフルアバターセットで、ヘアやドロワーズはもちろんハーフコルセットやカラー違いのリボンなどのオプションに加えてアイラッシュと白目を青くするようなプリムがくっついたmouth attachmentが付いています(購入した知り合いから聞きました)。
こう、お買い物でどきどきしたのって前回の飾られるよろこび以来のことです。まだ購入前ですけれど。しかも「3人でちょっと百合なかんじに…」とか「これ絶対エロくも着られますよね」と悪魔のささやきを天使の姿でする人がいて、いまとっても迷っています。…やっぱり欲しいなあ!
Labels: TheAbyss
Monday, September 15, 2008
学園の不思議
このところふつうのファッションから遠ざかっていてそういったものを期待していらっしゃる、おそらく数少ない方には申し訳ないのですが、こちらのコスチュームはかわいいなあと思いましたので、かまわず書いてしまいます。MAMESANDOの新作、Aoi Ainoです。
いつものとおりスキンやシェイプ、ヘアを含んだフルセットアバターと、同名のAOが別に販売されていて、それに今回は何と教室まるごとのprefabsも入っています。
質感から学園ものというより昔の特撮物のような印象を受けますね。
いつも滑らかでユニークなアニメーション入りですが、AOがまたかわいらしいのです。上体を折り曲げて覗き込んだり、そうかと思えばくるっとターンしてみたり、着地時には前転したりとよく動きます。けれども以前のAOのように派手ではありませんので、さほどうるさくなく常用も可能かなと感じました。特に歩行アニメーションは今回面白いですよ。歩いている途中で後ろを振り向いたり走ると時々後ろを見たりするのが楽しいですね。
ZHAO IIの説明書に上級者向け機能として、二つのアニメーションを組み合わせる方法が書いてありますけれど、こんな風に活用されているのをみたのは初めてです。
ニーソックスはこちらの他にホワイトも付いています。ところでボーダーニーソックスを穿いていたときに教わったのですが、このマイクロミニとニーソックスの間に出来た露出部分のことを俗に"絶対領域"と言うそうですね。誰が考えたかは存じませんが、大げさでうまい言い方だと思います。そんな言葉が出来るほどお好きな方が多いのでしょうか。パンツとアンダーパンツレイヤーが入っていますが、うちパンツがスカート部分の延長で、アンダーパンツはそのまま下着ですから、どちらもお忘れなきよう。
さてこちらのヘアスタイルはZero StyleのQuilla、Strawberry Chocolateカラーです。デモカラーのCinnamonを気に入ってYummy Packを買ったのですが、使いやすい色でこちらをよく使っています。赤味の強すぎない茶色をお探しの方にはちょうどいいですよね。こちらを購入した翌日にNarnarという前髪の違うタイプのツーテールヘアも出て、そちらも同じくYummy Packを購入してしまいました。人によってはは幼くなりすぎるかもしれませんが、いずれもかわいらしいとおもいます。…必要な方はブルーグリーンも作ってください!と作者さんにnotecardを送るのがいいと思います。Kinからもそれらしいものがちかごろリリースされていましたよね。
アイラッシュは名前とかわいらしさにまた思わず求めてしまったLUCEのcoure eyelash - dollyです。ちょっとロリータの入ったドレスなど着るときに使っています。
さて今回の場所ですが、Cellar Properという廃校のような場所です(上で教室まるごとのprefabs、と書いたので誤解を招いてしまったかもしれませんが、セットについてくるのはもっと綺麗な教室です)。落書きの目立つ暗い教室、干からびて久しいプール、大きく誰もいない図書室(アメリカでは学校の中心に図書室を持ってくるそうですね)など…リアルに作ってあるだけに、存在感があります。血がどばーっと出てくるような、お化け屋敷をわいわいめぐるのも楽しいですが、こういったところを一人歩くのもなかなか乙なものですよ。雰囲気がお気に召した方はbuilderさんのお店The Dirty Banjoでテクスチャを探すのも良いと思います。
ARC : 1,874 / 1,017 (without light)
Labels: LUCE, MAMESANDO Rings, Zero Style
Friday, September 05, 2008
自由人夢想
このところあちらこちらのロールプレイエリアで日本の方もお見かけするようになって、何となくうれしい反面ちょっと気がかりなことがございます。Gorean Roleplay SIMの話なのですが、シルク(あの際どい衣装です、手前味噌ですが、ご存じでない方はゴルの女奴隷を参照くださいませ)姿で初めての場所にいらっしゃる方を時折お見かけします。それは実はあぶないことなのですね。何故なら多くのGorean Roleplay SIMでは奴隷の姿で一人歩きしていれば、最初に見つけた人が捕らえてもよいとされているためです。
何と言いますか…Goreanの男性は格好良い人はもちろんいるのですが、中には反地球の惑星ゴルの住人、というより"世界は核の炎に包まれた"といったナレーションが似合いそうな風体の人(良いロールプレイヤーさんであることも多いのですが)もいますし普段時間帯の合わない人というのもいますから、最初はこのようにFree Womanの姿でおでかけになることをおすすめします。
もっとも、わたくしもさほどGor SIMでロールプレイをしているわけでもなし、ずっと同じ間違いをしていたのでえらそうなことは言えないのですけれどね。最初考えが至らなかったのが不思議なぐらいですが、奴隷が一人で歩いているというのはいかにも不自然です。
OOC(Out Of Character、オブザーバーです)でSIMを吟味するときにも、Gor関係のアクセサリを買いに行くときにも、このようなお召し物でいらっしゃると対応も良くしてくれますよ。
そうそう、服の話ですが、こちらはMerchant Tarlというお店のFree Woman's Robes of Concealmentです。こちらsculpted primsでつくられたフードやベールが自然なのはもちろん、質感が素晴らしく、見つけたときは小躍りしてしまいました。どうもこの手の服はベールが三角形のプリムを散らしただけのものが多くって、なかなか買う気にはなれなかったのですが…こちらはもう見た瞬間に購入を決めてしまいました。
迷ったのはカラーですね。こちら原書の描写通りに作られているものが多いお店で、Administrator Brownが綺麗だと思ったのですがその都市の役人と間違われるのもなんですし、The Poetess(tealカラー)で何か諳んじてみせろと言われても困りますし、いろいろ悩んだ末にWine Maker Greenにいたしました。名前がLiqueurですからしゃれがきいているかなと思いまして。しかしながら、さすがにそのような細かいカラーに気づく人は少なく、たいてい"Tal, Green Caste(physician=医師) Woman. "というふうに挨拶されます。
ヘアスタイルはTruthのNataliaを使っています。とび色や茶色の髪で三つ編みにして垂らしている人が多いのですが、私のFree Womanのイメージは黒髪なのです。
ベールやフード下をはずすとこのような状態です。髪型のせいでちょっと東洋的な感じになってしまうでしょうか。お店の看板のようにDetourのヘアなどを使うとプリムを外してもなかなか見映えがすると思います。
ちなみにFree WomanにもSilksと同じくいろいろ制約があって、公の場では腕、肩や胸元の出ないローブを着る必要があります。グローブや長い袖で手を隠して、それに一枚目、二枚目のお写真のようにイスラムやヒンドゥー教徒のような顔を覆うベールを。足下はクローズトゥの靴かブーツを選びます。つま先を見せているのはやはり奴隷です(※)
胸の谷間を見せたり、肩を出したりすると…場合によっては首輪を着けられるかな。Free Woman to Slaveというロールプレイもまた興味深いものですけれどね。
こちらのものは少し値が張りますから、ちょっとのぞいてみたい、という向きではないかもしれません。そういう方はWorld Apartのものが安くなっているのでいかがでしょう。同じくRobe of Concealmentという名前で出ているものがあって、こちらを求めるまではずっと使っていました。
このお店大好き、という方も多いでしょう、Evi's ClosetからもDinaやIsoldeなどベール付きで目立ちすぎないカラーの揃ったドレスがリリースされていますから、ファンタジーSIMやGor SIMめぐりにいいかもしれませんね。
さて、いつものごとく場所ですがCity of TarnburgというGorean Roleplay SIMです。Torcadinoとはまた違って落ち着いて静かな場所ですね。目にやさしい色合いの場所で、自然も多く気に入ってよくお邪魔しています。樹木の根方でぼんやりすると心安らぎますよね。
(※) SIMによってルールは多少異なります。到着地点でその場所のルールはご覧になれるはずですから、そちらをご参照ください。また翻訳本については入手は難しいですが、原書はFictionwise eBooksから9ドルほどでpdfフォーマットのものを買えます。
ARC : 2,090 (hooded) / 2,179 (with hair) / 1,940
Labels: Merchant Tarl, TRUTH