Thursday, September 05, 2019

セクサドール・タイプL


 ここしばらくSFの世界やサイバーパンクシティから離れ、サマービーチやふつうのお店、現代的な街ばかり訪れていたのですが、また幻想的だったり頽廃的であったりするディストピア・近未来世界も訪れたいな、と思っておりました。

先日ふとFlickr!でフレンドのお写真やファッションブログなど眺めていましたら、お馴染みのイベント、COLLABOR88にセクシーなアーマード・ボディスーツが出ているというじゃありませんか。おしりがばっちり出てえろーい、と半分冷やかしでデモを試してみましたら、あれっ、これって格好良い!これを着て近未来都市へ行こう!とすぐ会場に引き返し求めてしまいました。r2 K/E/N RAIDEN[Navy set]です。

r2 fashionのSF衣装を買ったのは5年近く前のR2 A/D/E hika pink2が最後で、それはもちろん他の方と同じように透明部分、レインコートのようなプラスティック風テクスチャの他にない美しさや、そのユニークなデザインに惹かれてのことだったのですけれど、それ以降のリリースは正直なところ露出し過ぎに感じたり、その売りの透明部分が多すぎて、ときどき試着してはみるもののあまりピンとくるものがありませんでした。

ところがところが今回は打って変わって硬質な質感で、まさしくメタルビキニ(ビキニアーマーの英名ですね)……ともすれば鋭利な角で指を切ってしまいそうな見た目です。それなのにやっぱりr2 fashionのものらしく、みてのとおり肩や谷間、腰、おしりはしっかりと(?)肌露出しています。脱がされるアーマーとは似ていても違う方向でえっちですね。出ている部分もやっぱり多いかな?と思ったもののこちらはピンときました!

後ろからみますと……エナジーパックなのか、フォースフィールド生成装置なのか、背中の紺・銀のパーツやブーツパーツが格好良いのですけれど……やっぱり脇もおしりもまるみえです。格好良いのですけれど……。

そのおしりには以前LPP(Le Petit Prince)のセクサドール用に作りました"SEXADOLL TYPE-L"の刻印をつけています。メッシュボディ用に少々位置の修正や、アップデートされた光源に合わせて色の濃淡の調整は必要ですが、こうした単純な文字だけのものはメッシュボディ用のアプライヤーにするのは案外簡単ですね。

Type-Lは以前aoimizunoさんとお話ししていたときに決まった私のセクサドール・タイプ名です。Liqueurと、Love Dollの2つの意味があります。Love DollタイプだからLのついた名前を付けられたのかもしれません。こうしたロールプレイ……どのようなロールプレイで使えるかはわかりませんが、設定を考えたりプロップを用意したりするのはけっこう楽しいです。

ポーズは*CC* (Chisa Creation) Winter-02を使っています。こちらのお店のポーズはカジュアルで使いやすくって、2011年のものですがいまだよく使っています。

こちらのアーマー、各パーツはそれぞれ別個につけることができるようになっていて、腕のパーツ、ブーツも上下で分かれているほかバックパック・胸・お腹や膝のインナーとお腹のパーツ、腰・下半身で別々につけられるようになっていて、こうしてお腹のパーツを外してみても不自然には見えませんね。サイバー義手のように一部分だけ使うのもおもしろいとおもいます。下半身だけ外すと……。

髪はLamb. Miami - Black Packです。もともと好きなお店で、COLLABOR88もそちらの試着目当てでのぞきにいくつもりだったのですが、ちょうど会場でLamb.とr2 fashionのブースが並んでいて、同時に試しましたら、一枚目のお写真のようにこの黒髪とネイビー・カラーのこのアーマーの相性が抜群で、どちらもほぼ迷わず買ってしまいました。

チョーカーは[Depraved_Lust] - [A] Choker (SIN)です。前回の記事で身に着けていたものと同じで、着替えたときにたまたま外し忘れていたのですが、ちょうどシルバーカラーでぴったりあったのでそのまま使っています。

ポーズは廉価なポーズパックをたくさんリリースしているお店のVerocity - Xia 4です。

このお写真、ビューアのスナップショット機能を使って撮ったもので加工していないのですが、色とりどり複数の光源の交差するさまやマテリアル・テクスチャの自然さ、陰影と奥行きのある繁華街にちょっと感動しませんか?

Second Lifeのサイバーパンクシティも古くは水たまりにうつった街をまるまる鏡面世界に作って表現したDevils Moon、先だって大きな話題となったHangars Liquides、3Dアーティストが集まって作られていたSECTOR-13や生活を含めた濃密なロールプレイを行っていたNOMOSなど、様々な体験のできる場所がありました。今もまた新しいサイバーパンクワールドが生まれ、また表現力がずっと増しているのに驚かされますね。

そうそう、こちらの場所の名前ですがNuNoX-Cyberpunk Cityです。サイバネティクス・アンドロイド・ストリップクラブ・下町・和食のお店・エアカー、ハイテクと不思議なアジアの下町の混淆世界です。もしこんな街でこんな姿で生きていたらどんな気分だろう?なんてとりとめのないことを考えながらお写真を撮っていました。

1 comments:

Miles Wong said...

I enjoyed reading your post