Wednesday, October 15, 2008

ルフラン

Kru's Boutiqueって、去年一昨年に始めた方ならご存じの方が多いと思うのですけれど、Second Lifeでいちはやくロリィタ・ファッションをデザイン・販売していたお店の一つです。ボリュームたっぷりのドレスというよりはガーリィロックスタイルというのかパンクキュートというのか、しっかりと街で着られそうな服が並べられています。

肝心のゴスロリはと言いますとジャパニーズホワイト・ロリータで書きましたSugary Silhouetteから音沙汰が無かったのですが、今月初めにAsamiさんという方から新作reflanのことを教えていただきました。即お店に出かけたのは言うまでもありません。実に二年ぶりのリリースです。

一目で気に入ってしまって、いくらなんでもここに着ていくのはまずいな、という場所を除いてこのところずっとこの姿で飛び回っています。
ヘアスタイルは前回に続いてHal*Hinaのものです。ふわふわの髪が可愛い、というのもあるのですが、こちらのものは前髪が良くて、flexiパーツとあまり違和感使いやすいですね。こちらのヘアはバング違いも検討されているということですから、期待しておきましょう。TruthのNataliaのまま着てみたら、アップにすると色気があっていい、という声も聞かれました。

Sugary Silhouetteにもかわいらしいリボンチョーカーが付属していましたが、今回はまた豪奢な、けれど主張し過ぎないチョーカーと、クロスのネックレス、ピアスが付属しています。腕にはこちらのお写真ですとちょっと見づらいでしょうが、美しいファーがついています。

良い仕事をしているなあ、とおもうのですが各113プリム、透過も入っていて、何と一つで2,000ほどARCを増やします。人の多いところではファーを外してネックレスだけにしたり、石なしのレースチョーカーだけをつけるようにしたほうが良さそうですね。両ファーを外してクロスのピアス・ネックレスのみにすると2,423になりました。

コルセはもちろん気に入って、よく見るとリボンも描き込まれていて当たりだなと思ったのですけれど、それ以上にこれは!と感心したのがスカート部分です。遠目にはふつうのものとそうかわらなく見えるのですけれど、こちらのプリムスカート、間近で見ると丁寧に仕上げてあります。ゴスロリを扱うお店って、昨年一昨年に比べてずいぶんと増えましたけれど、どうしてもプリムスカートの出来映え、あのギザギザした形状で避けてしまうことが多かったのですね。こちらには大満足でした。チョーカーやスカートにはクリックしてサイズを増減させるタイプのスクリプトが入っています。

パンツが2種類ついていますが、うち一つはサポーターで、もう一つはオプションとしてガーターが付いています。もちろん、無論、言うまでもなくわたくしはガーターを選びましたが、距離によってスカートが透けてみえるのがみっともない、という方はサポーターをお使いになっても良いでしょうね。でもそういう方も一度ご自宅で出来の良さをご覧になってください。下着、ただの真っ黒ではありません。…う~ん、こんなふうに書くと会う人に「どれどれ」とのぞかれそうでちょっと気恥ずかしいですか。

作り手にとっては難しいかもしれませんが、パンツをスカートの補助的な役割とするだけでなく、スカートを外しても着られるようにするくふうというのはどんどん採用してほしいな、とおもいます。

靴はUnique NeedsのDolly Goth Chunky Pump Blackです。長いことinventoryの底に入っていたのですが、やっと今回足を通すことができました。こちらも好きなアイテムのひとつなのですが、さまざまなカラーがある上にボウ付き・無しで別に売られているとあって、財布をまた軽くしてくれそうです。
ちなみにこちらのドレスを着ているあいだ、random kittenのR-K AO 5を使っています。威風堂々、背筋をはってモデルウォーク、というAOが当たり前のなか、内気で内股で猫背で乙女こぶし上目遣いという珍しいAOです。何とわたし…いえ、ゴスロリ向きな!

びくびくおどおどしていて視線をうかがっていて、ものすごくかわいい!しゃがむと、あーっ、ごめんなさいごめんなさいゆるして!とばかりに頭抱えて縮こまるのも良い感じです。最初はどれ、ちょっとデモを試してみるかというつもりだったのですけれど、試したらstandもturnも不安気でおもしろくって、つい購入してしまいました。両指先をあわせてつんつんするところやきょろきょろとあたりをうかがうところなど、一つ一つの仕草が丁寧につくられていて良いですね。一枚目のお写真も同じくrandom kittenからrkp-stand23というポーズです。
今回の場所はSkye Castles - Gothic Islandというところです。その名のとおり、ゴスファッションが好きな人やヴァンパイアさんが住んでいそうなprefabsを販売しているお店ですね。住宅展示場の中でもこちらは静かで落ち着いていて、ときどきお邪魔しています。

ARC 9,602 / 8,627 (all accessories) / 2,423 (cross necklace and earrings, no furs)

Sunday, October 05, 2008

ヴァンプ召しませ

ABANDON というお店の片隅で見つけたVampireというドレスです。おそらくこちらをご覧になっている方のほとんどはご存じないところだとおもいます(お店の方ごめんなさい)。コルセットを探していて迷い込んだNEKOやhobo fashionで使えそうなドイツのお店です。

はて、ドイツでNEKOのお店といえばどこかで見たような…と店内に首を巡らしてみますと、ホーボー・キャットで書きましたNiAのベンダーがありました。どうやらこちらのCB fashionとNiA、合わせてABANDONというお店らしいですね。DUTCH TOUCHがお好きな方でしたら難なく着こなせるように思います。

トップとパンツにプリムスカート、グローブとソックスがセットになったものですが、プリムスカートの代わりにBare RoseRose Bustierのフリル部分をめいっぱい引き延ばして付けてSheerのガーター・ストッキングを穿きました。光沢が入っているので合うか心配だったのですが、こうして夜に撮るとあやしくて良い感じです。

バーレスク的なものを目指したり、ヴァンプの夜会イベントに着ていけるようにしてみたりと、自分では気に入っていろいろ合わせているのですが周りからはさっそくエロいとか娼婦とか呼ばれています。う~ん…妖婦も"ヴァンプ"ですから、ある意味狙いどおりでしょうか?
この服、実は胸のところレースで透けているんですよね。よほど目を凝らさないとみえないとおもいますけれど。言わなきゃわからないのに言ってしまう私も馬鹿正直だとおもいますけれど。ガーターでエロティックにきめた下半身よりも、視線が気になるところです。

この可愛らしいツーテールはHal*HinaのJosephineです。こちらはもともとスキンショップで、最近ではヘアも手がけているようですね。最初のリリース時に一度みにいったのですが、あまり似合わなくって、その後すっかり失念しておりました。先日Celaさんに新しいものがあるのを聞いて改めてのぞいてみましたら、なんでしょうこのふわふわ髪!おそろしく好みのものがリリースされていました。元のテクスチャは明るめで私の環境では不自然さが目立ってしまいましたから、グレーをで染めてあります。気に入ってしまって、最近のプロフィール画像はこちらを使っています。

ちょっと小さすぎて上のお写真ではみづらいでしょうか。Curious KittiesのButterfluff Earring - Pinkを付けています。蝶々のリボンのデザインが繊細で、目に入ってすぐ求めてしまいました。大きめのお写真は彼女のWebサイトでどうぞ。

こちらはきっとみなさまご存じでしょう。KyootのWilted Wednesdayを羽織っています。もともとトップに鍵のネックレスが描かれていて、それ自体は悪くないのですが質感が他とあいませんでしたので、こちらで目隠しです。もう少し冷え込んでまいりましたらファーでも良いですね。

アンクルブーツはDIRTY LYNXからVictoria Shoesを。質感は素晴らしいし、よく話題に上がったBay City区画にお店がある割にあまり知られていないふしぎなお店です。"ICHIMI"とか"MIRYOKU"とか"Sonno-Joi"(!)とか、ちょっと面白い名前を付けているお店でもあります。コルセットでもブーツでも編み上げが大好きな私は値段を見る前についふらふらと買ってしまったのですけれど(危ない)、求めやすいお値段でした。


二枚目のお写真で後ろに写っている怖いお写真にお気づきになった方もいらっしゃるでしょうか。Tainted HearthというSIMです。こちらも二つのお店、Shadow ThingsとChemGnosis Designsが入っています。

私はあまりにも怖ろしくって、picksにいれた上にしょっちゅう通い詰めるようになってしまいました。日本時間の夜中には人はほとんどきませんので、ひび割れた人形のスキンやドールボックス、ドールの頭をつけた蜘蛛など、知らずに見たらぞくっとするものが苦手な方はぜひお一人でどうぞ。

ARC : 2,026 / 796